東京8341人感染「非常に早いスピードで感染が拡大」
東京都内で新たに8341人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、およそ3か月ぶりに8000人を上回りました。
東京都内の新たな感染者は8341人で、8000人を上回るのは、4月14日以来、およそ3か月ぶりです。先週水曜日(6月29日)のおよそ2.2倍で、19日連続前の週の同じ曜日の人数を上回っています。直近7日間の感染者数の平均は4426.6人で、前の週の186.8%となっています。
都の担当者は、「非常に早いスピードで感染が拡大している」と指摘し、「特に若い方にワクチンの3回目接種をお願いしたい」と呼びかけました。
また病床使用率は25.4%となりました。都は、先月上旬に確保病床数をおよそ5000床まで減らしたため、分母が異なりますが、使用率が25%を超えるのは、4月19日以降、およそ3か月ぶりです。
一方、70代と80代の男女2人の死亡が報告されました。
また、全国で確認された新たな感染者は4万5821人でした。4万人を超えるのは5月18日以来で、大阪府で4621人、神奈川県で3038人となったほか、鳥取県では過去最多を更新しています。
重症者は5日時点で前の日より8人多い68人、亡くなった方は12人が報告されています。