ルフィGの渡辺優樹被告を3つの特殊詐欺事件に関わったとしてきょうにも再逮捕へ 警視庁
全国で相次いだ強盗事件に指示役として関わったとして逮捕・起訴されている、いわゆる「ルフィ」グループの渡辺優樹被告(39)について、警視庁は3つの特殊詐欺事件にも関わったとして、18日にも再逮捕する方針を固めました。
渡辺優樹被告は、フィリピンを拠点とした大規模特殊詐欺グループのリーダーで、いわゆる「ルフィ」らが関わったとされる、全国で相次いだ強盗事件でも指示役として逮捕・起訴されています。
警視庁は、強盗事件の捜査と並行してグループによる特殊詐欺事件についても捜査を進めていましたが、渡辺被告が2019年、メンバーに指示を出し、東京都内の高齢女性ら3人にウソの電話をかけ、キャッシュカードを盗んだ上、そのカードであわせておよそ440万円を引き出したとして、警視庁が18日にも窃盗の疑いで再逮捕する方針を固めたことが、捜査関係者への取材でわかりました。
警視庁は、グループによる特殊詐欺事件についても全容解明を進め、リーダーの渡辺被告の関与を追及する方針です。