Bリーグ「熊本ヴォルターズ」社長辞任 “選手にパワハラ”認める
バスケットボールの熊本ヴォルターズは、パワーハラスメントなどでBリーグから処分を受けた、西井辰朗社長の辞任を発表しました。
熊本バスケットボール・西井辰朗氏「裁定を下されたことを真摯に受け止めて、反省しておりますし、対象となった選手に対して申し訳ない気持ちでいっぱいです」
Bリーグの調査によりますと、西井辰朗氏は2020年11月、当時の所属選手1人に対し、ケガをしていないにもかかわらず、契約解除をちらつかせ、故障者リストの登録に同意するよう強制したということです。
会見で西井氏はパワハラを認め、ヴォルターズの運営会社「熊本バスケットボール」は西井氏が13日付で社長を辞任することを発表しました。
また、住永栄一郎代表取締役会長も6月30日をもって全ての役職を辞任します。
熊本バスケットボールは今後、第三者委員会の設立などにより経営体制を見直すとしています。