冬の風物詩「おさるの団暖ヒーター」 大分市・高崎山自然動物園
野性のサルを餌付けしている大分県大分市の高崎山自然動物園で23日、寄せ場のサルにひと足早いクリスマスプレゼントが贈られました。
記者「連日の寒さが辛いのは人間だけではありません。サルたちも寒さが辛いのでしょうか、ストーブの前に集まってきています」
高崎山自然動物園でサルたちが集まっているのは、「おさるの団暖ヒーター」。厳しい寒さの中で過ごすサルたちに暖まってもらおうと、毎年、設置しているこの時期の風物詩です。
集まったサルたちはヒーターの前で体を寄せあったり、毛づくろいをするなど、ひと時の暖をとっていました。
訪れた人「仲良くていい。家族だんらんというか、ホットな家族を感じる」
高崎山自然動物園・菅本夕子さん「寒い中、頑張っているサルに少しでも暖まってもらおうと設置。(サルにも)今年の寒さは厳しそう」
高崎山では、来年3月10日までサル用のヒーターを設置する予定です。