外国人観光客向けに敦賀祭りの「山車」をモチーフにした観光プランはいかが 東京の専門学校生が市に提案
敦賀市への外国人観光客の誘致に向けて、東京の専門学校生が29日、敦賀祭りの「山車」をモチーフにした新たな観光プランを市に提案し、今後は官民連携で実現の可能性を探ります。
プランを提案したのは、イラストレーションやテクノロジーデザインなど最先端のデザインを学ぶ「東京コミュニケーションアート専門学校」の3年生です。
生徒たちは敦賀市への外国人観光客の誘致に向けて、去年5月からプランを練ってきたもので、敦賀祭りの山車をモチーフにした4つのプランを米澤市長らに説明しました。
山車の装飾を載せたタクシーで市内を巡りながら、甲冑などの衣装も貸し出す「山車タクシーツアー」をはじめ、敦賀自慢の食材をふんだんに使った「山車めし重」などで、欧米の人たちの心を掴みます。
■生徒
「具体化してビジュアル化して作り上げるところが苦労した 長期的に成長していくコンテンツを作っているので、最終的にはもっと盛り上がるようなものになっていると思う」
「インバウンド客が増えていって、敦賀だけでなく、福井にも観光客がすごい増えてくれたらいいなと思う」
敦賀市では今後、提案のあったプランを中心に、官民で連携しながら実現の可能性を探ります。