「葉ワサビ」収穫始まる 春の山菜、独特の辛みとシャキシャキ食感 おおい町名田庄
成長した葉や花芽を摘み取る=22日午前9時、おおい町名田庄納田終
おおい町で、春の山菜のひとつ「葉ワサビ」の収穫が始まりました。ツンとした独特の辛みとシャキシャキとした歯ごたえが特徴で、5月上旬までにおよそ80キロの収穫を見込んでいます。(3月22日)
同町名田庄納田終の板木谷川の上流では、年間を通して水量が豊富なことから、葉ワサビの栽培に適していて、地元の農家が22日、成長した葉や花芽を摘み取っていきました。
■農家 岩崎正俊さん
「温度が高くなってくると葉っぱも大きくなって、軸も太くなってくる。そうなってくると辛味も増してくるのでおいしくなる。とれたての葉ワサビのシャキシャキ感と辛みを味わっていただきたい」
収穫した葉ワサビは素揉みした後、ザルに敷いて熱湯をかけると辛味が引きたつということです。同町内で1束530円(税込)で販売されます。