冬休み終わり 小中学校で授業再開 余震続く中で"命を守る"行動を 能登半島地震
冬休みが終わり、県内の小中学校では8日、授業が再開されました。能登半島地震の余震が続く中、児童らには命を守るための行動が呼び掛けられました。(1月8日)
越前市の岡本小学校では午前7時半ごろ、冬休みを終えた子どもたちが白い息を吐きながら元気に登校しました。始業式では校長先生が、元日に起きた能登半島地震に触れ、命を守る行動を呼び掛けました。
■岡本小学校・多田昌弘校長
「地震はいつ起きるか、どこで起きるか分かりません。地震が起こった時の行動をいま一度担任の先生と一緒に確認して、大切な自分の命をしっかりと守っていきましょう」
教室では児童が冬休みの宿題を提出し、新学期の目標に向かって気を引き締めていました。
■5年生の女子児童
「正月休みはいとこと遊んで楽しかった。地震は避難バッグが用意してあってびっくりした」
■5年生の男子児童
「地震の時は商業施設にいて、商品がゆらゆらしたり倒れたりしているのもあった。(地震対策で)ガスコンロみたいなやつを買いました」
県教育委員会によりますと、地震で不安を感じる子どもたちにはスクールカウンセラーが対応するということです。