京福バス 6月1日から大幅減便 運転士不足が理由に
京福バスは運転士不足を理由に、6月1日から路線バスの8路線を減便し、1つの路線を廃止します。
京福バスによりますと、減便するのは、運動公園線や学園線など福井市内を走る8路線です。
朝や夕方の通勤・通学の時間帯では便数を維持しますが、利用が少ない日中や夜間を中心に、平日はあわせて76便、土曜は78便、日曜と祝日では63便を減らすということです。
また、平日に13便、土曜に12便 運行していた福井総合クリニック線は、5月31日で廃止となりました。
減便と廃止の理由は運転士不足で、慢性的な人手不足に運送業の長時間労働を規制する、2024年問題が追い打ちをかけ、ダイヤの維持ができなくなったものです。
京福バスは10月にも、大幅な減便やダイヤの見直しを検討しています。
また、県に対し、利用者の多い早朝や、夕方に短時間で勤務する運転士の採用活動に支援を求めています。