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また電流切り替え忘れ、ハピライン運休 交流→直流の“デッドセクション” 先月も運転士が操作ミス

2024年5月27日 17:26
また電流切り替え忘れ、ハピライン運休 交流→直流の“デッドセクション” 先月も運転士が操作ミス
ハピライン

ハピラインは27日、運転士が車両の電気の切り替え操作を忘れたため、走行中に安全装置が壊れ、運休が発生しました。ハピラインでは4月末にも同じミスによるトラブルが起きています。

ハピラインふくいによりますと、27日午後3時ごろ、福井発敦賀行き・上り線の南今庄駅から敦賀駅の区間で、運転士が車両の電気の切り替え操作を忘れたということです。このトラブルで、走行に支障はなかったものの、車両の回路を守るための安全装置が壊れ、敦賀駅に到着後、取り換えが行われました。この作業のため、上下線で合わせて2本が運休し、およそ350人の足に影響が出ました。

ハピラインの路線は北陸トンネルの敦賀側の入り口付近を境にして、嶺北側が交流区間、敦賀側が直流区間に分かれていて、運転士は走行中“デッドセクション”と呼ばれる架線に電流の流れていない区間で、手動で電流を切り替える必要があります。

ハピラインでは4月末にも同じミスで運休するトラブルがあったばかりで、改めて全社員を対象に再発防止に向けた教育を徹底するとしています。

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