21年ぶりイオンが福井に復帰 新スタイル「そよら」、福井市西開発に7月13日オープン 子育て世代の利用目指す
北信越エリアで初となるイオンのショッピングセンター「そよら」が、7月13日に福井市内にオープンすることになりました。子育て世代をターゲットに、近隣の店との差別化を図ります。
「そよら」はイオンが展開する新たなタイプのショッピングセンターです。福井警察署から南に200メートルほどの場所にできる「福井開発店」は、北信越では初めての出店となります。
建物は2階建てで、1階には食品スーパーが入り、飲食スペースもできるほか、事前にインターネットで購入した商品を店員が車まで運んでくれるサービスも用意します。
■リポート・嶋田拓真記者
「2階に上がりますと、子どもたちが楽しめるアミューズエリアがあります」
子育て世代をターゲットに、2階フロアには子どもの遊び場のほか、日用品売り場や薬局などが入り、ガラス張りの店内からは近くを走る北陸新幹線も眺められます。
ところで、周辺には別のショッピングセンターや食品スーパーも立地していて、競合が考えられることから、イオングループでは独自のカラーで差別化を図る考えです。
■イオンリテール北陸信越カンパニー支社長 室井英男 執行役員
「子育て世代がこのエリアには非常に多い。子どもを連れてゆっくり遊べる、ちょっと休めるスペースを設けて、そうした客層に支持されるような形でオープンしたい」
テナントは13店舗の募集を始めていて、6月中旬には詳細が決まる予定です。