VR技術を駆使してオリジナルの「恐竜展」を作ることができるブースが県立恐竜博物館に登場し、来年春に開設予定の県立大学恐竜学部の実習にも活用されます。

仮想現実(VR)の技術で、恐竜の骨格模型を自由に配置して楽しむことができる体験型ブース。大手印刷会社と県立大学が共同で開発したもので、学芸員や研究員の仕事を体感することができます。

17日から同博物館に設置され、誰でもコントローラーを使って、マイ恐竜展を作ることができます。

■県立大学恐竜学研究所 今井拓哉准教授
「博物館は安全上、恐竜の展示にあまり近づいて見られない。福井の恐竜を好きな距離、好きな角度で、好きな時間に見てもらえれば」

体験ブースは今年度末まで設置され、無料で利用できます。なお、県立大学では来年度から恐竜学部の実習にも活用することにしています。