【空飛ぶ牛丼も日常の光景になる?】福島県がドローン配送の戦略特区に指定
広がりを見せるドローン。空からの撮影のほかに、その機動力をモノを運ぶ「物流」の分野に生かそうと、福島県内でも様々な実験が進められています。
2024年3月に南相馬市では、牛丼をドローンで運ぶ実証実験が行われました。島が多いことで知られる長崎県でも、すでに五島列島で日用品や医薬品の配送がドローンによって行われています。このドローンをめぐって政府は…。
■岸田総理大臣
「今回ドローン等の新技術実装に連携して取り組む福島県と長崎県を国家戦略特区として指定をいたします」
ドローンによる配送サービスを全国に先がけて進める特区に、福島県と長崎県を指定しました。特区に指定されたことで規制が緩和され、必要な手続きが簡略化されます。日用品や医薬品の配送エリアの拡大も期待されていて、長崎県はこうした取り組みを支援していく方針です。
また、福島県と長崎県でドローン配送に関する知識を共有して、いわゆる「買い物難民」などの共通課題の解決に取り組みます。