女子高校生が自殺した問題 遺族が再調査要望も 県「いじめ認定できず再調査はできない」
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須賀川市の高校に通っていた女子生徒が自殺した問題で、県は遺族に対して、改めて再調査は行わない旨を伝えたことがわかりました。
2022年に須賀川創英館高校に通っていた当時3年の女子生徒が自殺したことを受け、県の教育委員会は2023年12月に第三者委員会で調査し「いじめ行為を認めるには至らなかった」と遺族に報告書を渡しました。
遺族は第三者委員会の調査過程に問題があるとして、県に知事直轄組織での再調査を求めていましたが、県教育委員会が、2024年1月に「再調査は行わない」としていました。
その後も、遺族は、県に再調査を要望していましたが、遺族が6日に開いた会見によりますと、県から「いじめの重大事案が確認できない」として、改めて再調査はしない旨を伝えられたということです。
■女子生徒の父親は
「教育委員会の調査をそのまま間違いもあるのに、鵜吞みにして再調査をしないということだったので、その辺もおかしいということで納得していないということはお伝えしました」
遺族は、引き続き、再調査の要望を続けていくと話しています。
一方、県は、再調査の要望に関して「いじめが認定できていない以上、それに係る再調査はできない」と回答しています。