「十分な量と認識」燃料デブリの本格的な分析 14日から開始 福島第一原発から輸送
福島中央テレビ
福島第一原発から茨城県の分析施設へと輸送された燃料デブリの本格的な分析が11月14日から始まります。
福島第一原発2号機から取り出された、溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」は、12日、茨城県大洗町にある「JAEA大洗原子力工学研究所」へと輸送されました。
デブリの本格的な分析は14日から始まり、4つの施設で数か月から1年程度かけて、デブリの硬さや成分を分析します。
デブリの大きさは5ミリ程度、重さは0.7グラムほどですが、JAEAの担当者は「これまでに(もっと小さなミクロン単位の)粒子状の物質を分析した実績がある。事故当時の原子炉内の状況を推定できる十分な量と認識している」としています。
最終更新日:2024年11月13日 12:01