「ガシャン、痛い痛い痛い」スタントマンの特別授業で自転車事故について学ぶ【福島】
福島市の高校で自転車事故の怖さを知ってもらおうとある特別な授業が行われました。
福島市の県立福島工業高校で行われた「特別授業」というのが…。
「ガシャン、痛い痛い痛い」
プロのスタントマンによる自転車事故の実演です。自転車に乗る機会が増える中高生に自転車事故の怖さを知ってもおうとJA共済や県警などが企画しました。実演では、交差点での事故の怖さやスマホを見ながら自転車に乗ることの危険性がリアルに再現されました。
■生徒は
「実際に事故する現場を見て、自分も気をつけないといけないし、周りにも伝えたいと思った」
「通学や部活の時に自転車乗るので、今日見たことをもとに事故に遭わないように、しっかり気をつけて運転していきたい」
県警によりますと、去年県内では、181人の中高生が交通事故にあっていて、そのうちのおよそ6割が、自転車による事故だといいます。
■福島警察署 交通第一課長 深谷英史 さん
「自転車も車両なので、信号機や一時停止標識、横断歩道に歩行者がいた場合は通行を優先させる、これらのことを一つ一つ守って欲しい」