福岡管区気象台は19日、九州北部で春一番が吹いたと発表しました。春一番は立春から春分の間に吹く初めての強い南寄りの風のことです。

去年も同じ19日に吹きました。

低気圧は日本海を東へ進んでいて、このため九州北部では南寄りの風が強まり気温が高くなっています。

最大瞬間風速は福岡空港で午前4時40分に16.5メートル、宗像市で午前9時すぎに15メートル、福岡市中央区で午前1時すぎに14.4メートルを観測しました。

気温も上がり、最高気温は朝倉市で20.9℃、太宰府市で20.8℃、福岡市中央区で20.1℃など4月中旬並みの暖かさとなっています。