「小倉イルミネーション」照明1つが壊される 北九州市が警察に被害届 紫川沿いの街路樹を照らすライト
北九州市で行われている夜間のイベント「小倉イルミネーション」の照明の1つが壊されているのが見つかり、市は警察に被害届を出しました。市が11日に発表しました。
9日午前11時ごろ、北九州市小倉北区で、紫川沿いを巡回していた関係者が街路樹の根元に設置していた「パーライト」と呼ばれる照明1つが壊されているのを発見しました。およそ3ミリの厚さの照明のガラスが割られていました。
壊されたのは街路樹を照らす22個の照明のうちの1つで、重さおよそ5キロ、被害額は13万2000円だということです。
市は故意に壊されたとみて、その日のうちに警察に被害届を出し巡回強化を依頼しました。「市を挙げて取り組んでいるナイトコンテンツであり、市民に夜の明かりを楽しんでもらいたいなかでこのような事案が起きたことは 非常に残念」としています。
周辺に防犯カメラはなく、今のところ不審な人物の目撃情報は確認されていないということです。
小倉イルミネーションは11月1日から来年1月13日まで、午後5時から10時まで、小倉の中心部の20か所で実施されています。