6日夜、福岡市のJR博多駅近くで、男性が刃物のようなもので切りつけられました。警察は直後に、現場の近くで包丁を持っていたとして、大分県に住む自称高校生の15歳の少年を銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕しました。切りつけ事件への関与をほのめかしているということです。

警察によりますと、6日午後9時すぎ、福岡市博多区博多駅東2丁目で「男性がいきなり切られたと言っている」と目撃した男性から110番通報がありました。

千葉県船橋市に住む50歳の男性が刃物のようなもので顔と腕を切りつけられ、近くのコンビニエンスストアに助けを求めたということです。

男性は病院に搬送され、命に別条はないということです。

コンビニにいた人はFBSの取材に対し「最初、もめているような感じだった。血だらけの人がうずくまっていた」と話していました。

警察は、現場近くにいた大分県日田市に住む自称高校生の15歳の少年を、包丁1本を持っていた銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕しました。

警察の調べに対し、少年は「正当な理由もなく包丁を所持したのは間違いありません」と容疑を認めているということです。

少年は、切りつけ事件への関与をほのめかしているということで、警察が当時の状況を調べています。

現場は博多駅に近い、合同庁舎そばの夜でも人通りの多い場所です。