タイから2キロ超・1000万円相当の乾燥大麻を密輸入か 菓子箱に入れ機内持ち込みのバッグから発見 福岡空港
タイから2キロを超える乾燥大麻を密輸入したとして、男2人が逮捕されました。
■東まどか記者
「大量の乾燥大麻は圧縮され、菓子箱に入れて持ち込まれました。部屋中に独特の臭いが漂っています。」
大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは、熊本市で飲食店を経営する白石優斗容疑者(26)です。また、住居不定の建設作業員、伊福欧助被告(22)も逮捕され、その後、起訴されています。
2人は11月、別の人物と共謀して、タイから乾燥大麻2キロ余りを販売目的で密輸入した疑いです。
11月、タイから福岡空港に帰国した伊福被告が、機内持ち込みのバッグに大麻を隠し持っているのを税関の職員が発見しました。その後の捜査で、伊福被告にSNSで指示するなどしていた、知人の白石容疑者の関与が浮上しました。
密輸された乾燥大麻の末端価格はおよそ1000万円で、福岡空港で2キロを超える乾燥大麻が摘発されたのは21年ぶりだということです。
警察は2人の認否を明らかにしていませんが、組織的な密輸の可能性もあるとみて捜査しています。