こちらは1日朝、福岡県宗像市で撮影された映像です。道路に押し寄せた水が川のようになっていて、車が半分ほどの高さまで水につかっているのがわかります。

■元木寛人アナウンサー
「JR赤間駅の南口です。駅前の道路もこのように冠水しています。」

福岡管区気象台によりますと、梅雨前線や湿った空気の影響で、宗像市では午前6時すぎまでの1時間に65.5ミリと7月としては観測史上最大の雨となりました。

■住民
「20センチぐらい浸水して、止水板をしていたからエレベーターまで来なかったけど、たまっている水を書き出しています。」

■宮原真記者
「北九州市内の都市高速道路です。視界が見えなくなっています。」

北九州市小倉南区市丸では1日午前11時半ごろ、側溝で自転車が見つかり、そこから150メートル離れた川で男性が倒れているのを警察が発見し、その場で死亡が確認されました。自転車ごと側溝に落ちて川に流された可能性が高いと見られています。

福岡県内では、現在も宗像市や古賀市、うきは市などで警戒レベル4の『避難指示』が出ています。

気象台は土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫に警戒するよう呼びかけています。