福岡・佐賀で大雪の恐れ 22日正午までの24時間降雪量は山地15センチ・平地5センチの予想
強い寒気が流れ込んだ影響で21日、福岡・佐賀では厳しい冷え込みとなり、山間部では雪が積もっています。気象台は今後の雪の降り方に注意・警戒するよう呼びかけています。
■山本竜誠記者
「三瀬トンネルの料金所付近です。現在、雪が強く降り続いていて奥の方は視界が悪くなっています。」
午前8時ごろ、佐賀市の三瀬トンネル周辺では10センチほどの雪が積もっていました。
■吉原美樹記者
「手がかじかむような冷たい風が吹くなか、博多駅では雪がパラパラと降り始めました」
■20代
「朝、外に出たら周りの家の屋根が白くなっていたから寒いんだなと。」
福岡市中央区では午前1時半ごろに、今季最低となる2.2℃を観測しました。このほか、添田町で氷点下0.9℃、大牟田市で氷点下0.1℃など、福岡・佐賀の14地点で、今季の最低気温を記録しました。
九州北部では引き続き、22日(あす)昼前にかけて、平地・山地ともに大雪となるおそれがあります。
22日正午までに予想される24時間降雪量は、福岡・佐賀のいずれも多い所で山地で15センチ、平地で5センチとなっています。
気象台は、降雪や路面凍結による交通障害や農作物の管理などに注意・警戒するよう呼びかけています。