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【市民襲撃】工藤会 元ナンバー3の控訴を棄却 1審の無期懲役を支持 無罪主張から一転→「信用性は乏しい」 福岡高裁

2025年1月23日 17:38
【市民襲撃】工藤会 元ナンバー3の控訴を棄却 1審の無期懲役を支持 無罪主張から一転→「信用性は乏しい」 福岡高裁

市民の襲撃など、6つの事件に関与したとされる工藤会の元ナンバー3の男の控訴審が開かれました。福岡高裁は23日、無期懲役とした1審判決を支持し、被告側の控訴を棄却しました。

特定危険指定暴力団「工藤会」の元ナンバー3、菊地敬吾被告(52)は、北九州市小倉南区で福岡県警の元警部が銃撃された事件など、6つの事件に関与したとして、1審で無期懲役の判決を言い渡されました。

これまでの控訴審で菊地被告は、無罪主張から一転し、ナンバー2の田上不美夫被告の公判での主張に沿う形で一部関与を認めてきました。

23日の控訴審判決で、福岡高裁の市川太志裁判長は菊地被告が田上被告の証言の変遷を受け、証言を変えたことなどから「信用性は乏しい」と指摘しました。

その上で「原判決の判断に誤りはない」などとして、一審判決を支持し、控訴を棄却しました。

判決後、被告側は最高裁に上告する方針を示しています。

最終更新日:2025年1月23日 17:39
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