まずは、石川県能登町で13日に撮影された「紫金山（しきんざん）・アトラス彗星（すいせい）」の映像です。去年1月に新しく発見された彗星で、13日に地球に最も接近しました。暗い場所であれば全国的に、夕方の西の低い空に肉眼でも見える可能性があります。特に16日から20日ごろは、観察しやすくなると予想されています。

今週は、この彗星に加えて様々な天体ショーが控えています。

15日は“十三夜”、十五夜の次に美しいとされる月です。さらに17日は“スーパームーン”、ことし最も地球に近づく満月です。

では、福岡でこうした天体ショーが楽しめそうか、この先の天気を見ていきましょう。15日夜の十三夜の月は残念ながら見るのは難しそうなのですが、17日のスーパームーンはきれいに見られそうです。そして、紫金山・アトラス彗星については、16日・17日・20日が観察のチャンスとなりそうです。ぜひ空を見上げてみてください。

15日の福岡と佐賀の予報です。断続的に雨や雷雨となりそうです。沿岸部では風がやや強まるでしょう。特に午後は横殴りの雨となる時間がありそうです。

予想最高気温です。27℃前後の所が多く、佐賀市では29℃まで上がる予想です。日中はやや蒸し暑い体感となりそうです。

PM2.5です。福岡・佐賀ともに一日を通して少ないでしょう。

週間予報です。16日の雨は明け方までで、次第に天気は回復へと向かうでしょう。17日は雲が多いながら晴れ間も出そうです。18日は天気が下り坂へと向かい、19日にかけて雨が降りそうです。20日はおおむね行楽日和で、一時的に寒気が流れ込むため日中も涼しく感じられそうです。