【スポーツの日】佳子さまが国スポを観戦 家族で様々なスポーツを体験 皿回しの全国大会に各地から「オサラー」が 福岡・佐賀
かつての「体育の日」から変更された「スポーツの日」の14日、各地でスポーツを楽しむイベントが行われました。
14日午後、秋篠宮家の二女、佳子さまは、佐賀県多久市で開催中の「国民スポーツ大会」クライミング競技を観戦されました。
ことし、「国民体育大会」から変更となった「国民スポーツ大会」は佐賀県を中心に開催中で、佳子さまは15日の閉会式にも出席される予定です。
一方、福岡市では、参加者たちが的を狙ってボールを投げるストラックアウトや、ライフル射撃を体験していました。
■ライフル射撃を体験(小1)
「最初は上手くいかなかったけど、楽しかった。」
スポーツの日に合わせて14日、福岡市博多区のアクシオン福岡では、バドミントンや卓球、一輪車など、10種類以上のスポーツを体験できるイベントが開かれました。
■樋口淳哉 記者
「こちらでは(縄跳びの)ダブルタッチができ、大人も楽しむことができます。」
朝から多くの家族連れが訪れ、子どもから大人まで汗を流していました。
■卓球を体験(小1)
「難しいけど楽しいです。」
北九州市では、皿回しの全国大会が行われました。大道芸の皿回しをスポーツとしてアレンジし、1度に複数の皿を回したり棒をあごにのせたりと、全部で9種目あり、合計ポイントを競います。
■参加者
「今まで6大会(入賞して)トロフィーを持ち帰った。ことしこそは1位がほしい。」
「技が成功したら一番楽しい。」
7回目の開催となることしは、九州だけなく千葉や愛知などから、およそ70人の個性豊かな愛好家、通称「オサラー」が参加しました。
皿を投げ、棒で受け止める回数を競う競技で1位の154回をたたき出した「オサラー」、安部優貴さんにコツを教えてもらい、FBSの記者も皿回しに挑戦しました。
■安部優貴さん
「ゆっくり回す、速く回す、最後は力抜く。」
■永石莉里子 記者
「数回練習して回せるようになりました。『オサラー』の仲間入りです。」
■日本スポーツ皿回し連盟・播本洋平 会長
「回すことが簡単な割に達成感があります。技を増やして難易度を上げて、小さな達成感を積み上げてもらえればと思います。」
猛暑が続いた夏が去り、心地よい季節を感じることができるスポーツの秋がやってきました。
スポーツ庁は「体力・運動能力調査」の結果を発表しました。昨年度(2023年度)、1993年度、1964年度それぞれ、当時10歳だった子どもを比較したデータでは、男女ともに身長は60年前に比べて5センチ以上伸びています。
一方、ボール投げでは男女ともに昨年度の子どもが、もっとも低い記録となっていて、投てきに関しては大きく体力が低下していることが明らかになっています。