博多旧市街を照らす、ライトアップウォークが11月2日から始まるのを前に1日、内覧会が行われました。JR博多駅ではイルミネーションの点灯式が行われ、ことしも福博の夜が光で彩られる季節がやってきました。

六角堂を鮮やかに彩るライトアップ、そして光の花が咲き乱れるプロジェクションマッピングを見ることができる、秋の風物詩『博多旧市街ライトアップウォーク』が2日から始まります。

例年10万人が訪れる『千年煌夜』と題されたこのイベントで、ことしは『華』をテーマに、福岡市博多区にある寺や神社13会場が美しい光に包まれます。

約780年の歴史を誇る承天寺を訪れました。

■中村安里アナウンサー
「こちらの庭園は砂が波のように見えます。淡い光で照らされていて幻想的な空間です。」

暗闇に浮かぶ玄界灘をイメージした枯れ山水です。奥の木々にも『華』をイメージしたライトアップが施されています。ほかにも秋らしい色合いの光に照らされた庭園など、歴史ある博多の街が昼間とは違った表情を見せます。このイベントは、11月2日から5日まで行われます。

そして、JR博多駅前広場も光に包まれました。

■点灯式の様子
「5・4・3・2・1、メリークリスマス！」

11月1日に、4年ぶりとなるイルミネーションの点灯式が行われました。62万個のLEDが幻想的な空間を生み出します。

こうしたイルミネーションとともに、例年、博多駅や天神地区でクリスマスマーケットが行われてきましたが、ことしから規模を拡大します。新たに3つの拠点も加え、『クリスマスアドベント』と改め、11月2日から順次開催されます。

2日午後6時からは中洲でイルミネーションの点灯式が行われ、福博の街が光に包まれます。

福博の街を彩る『クリスマスアドベント』は、午後6時から中洲でイルミネーションの点灯式が行われるのを皮切りに、各地でさまざまなイベントが行われます。

恒例のクリスマスマーケットの会場は、11月6日からJR博多駅前広場、17日から福岡市役所西側のふれあい広場、翌日の18日から大丸パサージュ広場で開催されます。

そして、新たな拠点として天神中央公園や、ことし開業した福岡大名ガーデンシティなどでもそれぞれイベントが行われます。