SNSで知り合った人物からウソの投資話を持ちかけられ、福岡市の68歳の男性が、約1600万円をだまし取られました。

警察によりますと福岡市城南区に住む68歳の男性は去年12月、SNSで女性を名乗るアカウントから「投資をしませんか」「私は有名な投資家の助手で年6パーセントの高額な利益が出る」などと株式投資を持ちかけられました。

その後、女性を名乗るアカウントから証券会社の社員を名乗るアカウントを紹介されました。

男性は投資アプリをインストールするよう指示され、株式投資の名目で200万円を6回にわたり、合わせて1200万を指定された口座に振り込みました。

アプリ上では2400万円ほどの利益が出ていたことから利益を含めた全額を出金しようとしましたが、「手数料が必要」と言われ男性はさらに382万2000円を指定された口座に入金しました。

しかし、その後も出金できず再度手数料を支払うよう指示されたたことを不審に思った男性が、警察に相談したことで事件が発覚しました。

警察は「SNSでの投資話には注意してほしい」と呼びかけています。