福岡と佐賀の21日の天気のポイントは「猛暑続く」です。20日ほどではないものの、体温並みの暑さが続くでしょう。

20日の日中の最高気温は宗像市で38.2℃、北九州市で37.6℃と、観測史上最も高くなりました。太宰府市では37.6℃と、33日連続で35℃以上の猛暑日となりました。猛暑日の国内の連続日数の記録を更新中です。

こんな猛暑の日は、涼しい場所はいかがでしょうか。佐賀県唐津市の樫原湿原では「サギソウ」が見頃を迎えています。樫原湿原を代表する3センチほどの小さな花で、鳥のシラサギのような華麗な花びらが魅力的です。佐賀県の担当者によりますと、開花は平年より早めだったものの、8月いっぱいは楽しめるということです。

これからの天気です。20日夜から21日にかけてはおおむね晴れますが、にわか雨や雷雨のところがあるでしょう。日中の最高気温は35℃を超えるところが多く、猛暑が続く見込みです。引き続き、熱中症に厳重な警戒が必要です。

週間予報です。木曜日はおおむね晴れますが、 所々で雨や雷雨があるでしょう。金曜日以降は湿った空気の影響で大気の状態が不安定で、曇りや雨の日が続きそうです。日中の最高気温は今週いっぱいは35℃前後と、厳しい残暑が続く見込みです。夏バテにならないよう体調管理に注意が必要です。

台風9号は東シナ海を北上しています。このあとも、あまり発達せず21日には朝鮮半島付近で熱帯低気圧に変わる見込みです。台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、21日も猛烈な暑さが続きそうです。

3か月予報が発表されました。9月から10月にかけても気温は高く、残暑が厳しい見込みです。11月の気温は平年並みになりそうです。ことしも暑い秋が続きそうです。なお、これから台風シーズンです。台風の動きにも注意が必要です。