JR鳥栖駅ホームに鉄製のボルト片が落下 経年による腐食か 屋根取り付けは約100年前
13日早朝、JR鳥栖駅で、屋根を支える柱に使われていた鉄製のボルト片などがホームに落下していたとJR九州が発表しました。
JR鳥栖駅のホームに落ちていたのは、破損した鉄製のボルト片(重さ約60グラム・長さ3センチ・幅2.5センチ)と、ボルトを固定していた鉄製のナット(重さ約47グラム・長さ2.5センチ・幅2センチ)です。
13日午前5時半ごろ、利用客から「ボルトが落ちていた」と駅員に申告があり発覚しました。
JR九州によりますと、落ちたボルト片とナットは、鳥栖駅1番ホームの屋根を支える柱に使われていたもので、経年劣化により腐食し落下したとみられるということです。
ケガ人はおらず、列車の運行に問題はありませんでした。
鳥栖駅のホームの屋根は98年前の1926年に取りつけられたもので、近年は定期点検を2年ごとに実施し、最後の点検は2022年7月に行われたということです。