福岡市出身のソフトボール、上野由岐子投手の功績をたたえる祝賀会が13日、福岡市で開かれました。

会場に拍手で迎えられた上野投手。

この祝賀会は2021年の東京オリンピックの金メダル獲得や2回目となる紫綬褒章受章を祝い、母校の福岡大学付属若葉高校の同窓会が開いたもので、ソフトボール部に所属する在校生や卒業生など200人が集まりました。

トークショーでは後輩たちが次々と質問を投げかけ上野投手は真摯に応えていました。

■福大若葉高校1年・穴田結菜さん(15)
「高いモチベーションを保つためにやっていることはありますか？」

■東京五輪金メダル・上野由岐子投手(41)
「できないことがあることの方がうれしい。まだ私はこんなことも知らないんだ。こんなこともできなかったんだ。じゃあまずこれをできるようになろうと捉えてモチベーションを上げています」
「同じソフトボーラーとして伝えたいことはたくさんありましたし、距離とは関係なく対話ができたことがうれしい」

上野投手は今月15日から4日間、八女市と久留米市で自主トレを行う予定です。