地震による玄海原発での事故想定 佐賀・福岡・長崎の3県合同 原子力災害対応訓練
佐賀、福岡、長崎の3つの県では30日、佐賀県玄海町の玄海原子力発電所で地震による事故が発生したとの想定で住民の避難などを確認する訓練が行われています。
訓練は、地震の発生で玄海原発から放射性物質が外部に漏れ出たとの想定で実施されています。
このうち福岡県庁では服部知事がテレビ会議システムで、国の関係者や佐賀・長崎の知事らとともに被害状況を共有しました。
原子力災害が発生した場合、原発から30キロ圏内の住民は、まず自宅などの屋内に退避し、その後、国の指示で広域避難することになっています。
訓練は30日午後も行われ、福岡県では避難してきた住民の除染や受け入れなどの手順を確認する訓練が行われます。
最終更新日:2024年11月30日 11:41