福岡県弁護士会の新会長「分け隔てなく弁護士を身近に」教員の負担軽減やいじめ問題など教育現場を支援
福岡県弁護士会の新会長が抱負
福岡県弁護士会に新たな会長が就任し、9日、会見しました。
■福岡県弁護士会館・徳永響会長
「私としては『分け隔てなく、弁護士を身近に』というテーマのもと、会を進めていきたい。」
4月、福岡県弁護士会の会長に就任したのは徳永響(とよむ)氏(59)です。
徳永会長は福岡市出身で、筑紫丘高校から中央大学法学部に進み1998年に弁護士登録し、刑事事件などで手腕を振るい、2015年度には県弁護士会の副会長を務めました。
徳永会長は「弁護士は基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命としている」として「社会からの期待に応え続けなければならない」と抱負を掲げました。
今後、特に力を入れたいこととして教育現場への支援を挙げ、教員の負担軽減やいじめ問題などについて「弁護士が有効にアクセスするための手法を検討したい」としています。