広島県廿日市市とフランス モン・サン・ミッシェル市 友好提携15年で記念式典
広島県廿日市市とフランスのモン・サン・ミッシェル市が観光友好都市提携を結んで15年となるのを記念して式典が行われました。
宮島・厳島神社で開かれた記念式典には、廿日市市の松本市長やモン・サン・ミッシェル市のリデル副市長らが参加しました。宮島とモン・サン・ミッシェルは、ともに海に浮かぶ世界遺産をもち、信仰の地としての長い歴史など多くの共通点があります。2009年に観光友好都市として提携を結び、絆を深めてきました。15周年を機に、文化や経済分野でも交流を進めようと28日、あらためて協定書を交わしました。
■リデル副市長
「歴史の面でも心が通じ合っている。私たちの国際交流がこれからもますます深まることを祈ります」
リデル副市長ら訪問団は25日から広島に滞在。27日は平和公園や原爆資料館を見学したほか、広島市内で開かれた日本とフランスの交流を図るイベントに参加するなどしました。
■松本太郎・廿日市市長
「廿日市とモン・サン・ミッシェルがひとつになれたという気がしていますし、これからますます深いきずなで結ばれていくだろうなと確信しております」
廿日市市とモン・サン・ミッシェル市では、それぞれの都市で15周年を記念するイベントなどを予定しています。
《2024年6月28日放送》