ウェブサイト「国際平和拠点ひろしま」に不正アクセス 個人情報が抜き取られたか 約3750人がメルマガ登録 300万円相当のビットコインの振り込み求めるメール
広島県は30日、県などの国際平和の取り組みを発信するウェブサイト「国際平和拠点ひろしま」が何者かの不正アクセスを受け、個人情報が抜き取られた可能性があると発表しました。
広島県によると、30日午前7時ごろ、ウェブサイト「国際平和拠点ひろしま」が、何者かの不正アクセスを受け、ページの内容を書き換えられるとともに、個人情報が抜き取られた可能性があるということです。個人情報はメールマガジン登録者のメールアドレス、本名またはニックネーム、電話番号などが含まれており、不審なメールが送付されているということです。メールマガジンには12月2日時点で約3750人の登録者がおり、メールには、300万円相当のビットコインの振り込みを求める内容が記載されているということです。広島県は「国際平和拠点ひろしま」のウェブページの公開を停止するとともに、不審なメールを受信した場合は、添付ファイルの開封などをせず、メールごと削除するよう呼びかけています。広島県は警察と連携し、原因究明と被害状況を確認するとしています。【2024年12月30日】