皇居で2年ぶり新年一般参賀 コロナ禍前以来5年ぶり“事前抽選”なし
皇居では2日、2年ぶりに新年一般参賀が行われました。
2日午前、皇居では「新年一般参賀」が行われ、天皇皇后両陛下は、上皇ご夫妻や秋篠宮ご夫妻、愛子さま、佳子さま、常陸宮妃華子さまと共に、宮殿のベランダに立たれました。
「新年おめでとうございます。みなさんとこうして新年を一緒に祝うことを嬉しく思います。その一方で、昨年の元日に発生した能登半島地震や、各地で起こった大雨の災害などにより、いまだにご苦労の多い生活をされている多くの方々の身を案じています。いろいろと大変なこともあるかと思いますが、本年が皆さんにとって、安らかで良い年となるよう願っております」
去年の一般参賀は、元日の能登半島地震の影響で中止となったため、今年は2年ぶりの開催となりました。
また、事前申し込みや抽選がない形で行われるのはコロナ禍前以来5年ぶりで、午前9時半の開門時点で1万4613人が並びました。
一般参賀は、午前・午後合わせて5回行われる予定です。