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【速報】2年ぶり新年一般参賀始まる 皇居

2025年1月2日 10:22
【速報】2年ぶり新年一般参賀始まる 皇居

皇居では2日、2年ぶりに新年一般参賀が行われています。

去年は、前日に起きた能登半島地震の影響で、中止になったため、今年は2年ぶりの開催で、コロナ禍のあと行われていた「事前抽選」なしでの開催は5年ぶりとなりました。

一般参賀の1回目には天皇皇后両陛下をはじめ上皇ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、両陛下の長女・愛子さま、秋篠宮家の佳子さま、常陸宮妃・華子さまが出席されています。

三笠宮家と高円宮家の皇族方は、去年11月に三笠宮妃百合子さまが亡くなったことを受けて一般参賀の出席を控えられました。

愛子さまが新年一般参賀に出席されるのは2023年に次いで2回目となります。

両陛下や皇族方が、集まった人たちに、にこやかに手を振られています。

天皇陛下がお言葉を述べられました。

「新年おめでとうございます。みなさんとこうして新年を一緒に祝うことを嬉しく思います。その一方で、昨年の元日に発生した能登半島地震や各地で起こった大雨の災害などによりいまだにご苦労の多い生活をされている多くの方々の身を案じています。いろいろと大変なこともあるかと思いますが、本年が皆さんにとって、安らかで良い年となるよう願っております。年の初めに当たり、我が国と世界の人々の幸せを祈ります」

宮内庁によりますと、2日午前9時半の開門時には1万4000人あまりの人々が並んでいたということです。

今年の新年一般参賀は1回あたり2万人の入場を想定して午前に3回、午後に2回のあわせて5回のお出ましが予定されています。2回目、3回目は両陛下と上皇ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、愛子さま、佳子さまが出席され、4回目以降は両陛下と秋篠宮ご夫妻、愛子さま、佳子さまのみの出席となります。

また、秋篠宮ご夫妻の長男・悠仁さまは去年18歳の成年を迎えましたが成年式がまだのため一般参賀には出席されません。

今年の新年一般参賀は、コロナ禍前の2020年以来5年ぶりに、事前申し込みや抽選がない形で行われ、集まった人に対しては、1回ごとに退出することや、他の人との距離を保つことが呼びかけられています。

元日は皇居・宮殿で天皇皇后両陛下と皇族方出席のもと「新年祝賀の儀」が行われました。

また両陛下と愛子さまは1日午後4時10分には、能登半島地震発生から1年にあたり宮殿で黙とうを捧げられました。

最終更新日:2025年1月2日 10:34