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トランプ大統領、ロシアに停戦案の受け入れ求める プーチン大統領はクルスク州を視察

2025年3月13日 12:12
トランプ大統領、ロシアに停戦案の受け入れ求める プーチン大統領はクルスク州を視察

アメリカはウクライナが合意した停戦案について、週内にもロシア側と協議する予定でトランプ大統領は、ロシアに受け入れるよう求めました。

トランプ大統領
「我々は見守る必要がある。あとはロシア次第だ。我々はロシア、ウクライナ双方 といい関係を築いてきた。どうなるか見てみよう」

トランプ大統領はまた「ロシアから前向きなメッセージをいくつか受け取っているがそれでは意味がない」とのべ停戦案受け入れの確約を得たいとの考えを示しました。トランプ大統領は、側近のウィトコフ中東担当特使を週内にロシアに派遣し、停戦案を受け入れるよう働きかけることにしています。

一方、ロシアのプーチン大統領はウクライナが越境攻撃を仕掛けているクルスク州を視察しました。クルスク州ではロシア軍が攻勢を強めロシアメディアは要衝スジャ中心部をロシア軍が制圧したと報じています。プーチン大統領は、攻勢をさらに強めてクルスク州の残りの地域を奪還するよう指示しました。ロシア高官の一人は「ロシアは戦場で前進している」としたうえで現状のかたちで停戦案に同意するのは難しいとの見方を示しています。

最終更新日:2025年3月13日 12:18