特殊詐欺による被害を減らそうと、美声うるわしい「あの人」が一役買いました。いつもの着物姿から一転、制服で登場です。

警察庁から特別防犯支援官を委嘱された演歌歌手の伍代夏子さんとＳＴＵ４８の石田千穂さん、峯吉愛梨沙さんです。広島市内でトークイベントが開かれ、特殊詐欺の被害状況や手口などが紹介された後、３人がチラシを配って注意を呼びかけました。

警察によると、２０２３年に県内で起きた特殊詐欺による被害金額は約８億８０００万円。ここ３年増加し続け、２０１９年以降過去最多となりました。被害額の約６割は「未納」を口実にした料金の請求や「年金や医療費が返ってくる」などと偽り、ＡＴＭから入金させる「還付金詐欺」です。

■伍代夏子さん
「一人でも多くの方に私たちの発信内容に関心を持って頂いて、是非ともお一人お一人が対策を取って頂くことを願っています。」

県警は「電話でお金の話がでたら、詐欺かもと疑ってほしい」と注意を呼び掛けています。

（２０２４年１月２６日放送）