テレビ放送中継局でドローンによる燃料運搬 省力化と災害時の対応にも期待
広島テレビなど民放4局が使用しているテレビ放送の中継局で、ドローンによる燃料の運搬が行われました。
23日、呉市倉橋町鹿島の上空を飛行するのは、物を運ぶ機能に特化した「物流ドローン」です。これまで、山頂にある中継局までは片道30分以上かけ、手分けして燃料を運んでいました。ドローンを使うと、1往復あたりおよそ5分。この日は12往復し、110リットルの軽油を運びました。
■中電工業 花田 正樹さん
「(従来だと)大人数でやるところを、操縦者2名体制で実施できますので、かなりの省力化になっていると思います」
今後は災害発生時などでも、ドローンによる燃料運搬が検討されています。
【2024年12月23日 放送】