実験などのデータを無断で削除し業務を妨害した疑い 日亜化学工業の元社員を捜査【徳島】
大手LEDメーカー日亜化学工業の元社員が、実験などのデータを無断で削除したとして、徳島県警が業務を妨害した疑いで、捜査していることがわかりました。
業務を妨害した疑いがもたれているのは、徳島県阿南市に本社を置く日亜化学工業の横浜研究所に勤務していた40代の元男性社員です。
会社側が2023年2月に起こした訴えによりますと、男性は2019年から加工用レーザーの開発などに携わっていましたが、2021年に退職する前、共用パソコンに、データを削除するプログラムを設定し、これが実行されたことで、重要な実験データなど232個のフォルダが会社側に無断で削除されたということです。
会社側は男性に約2600万円の損害賠償を求めて現在、係争中です。
一方、徳島県警は、電子計算機損壊等業務妨害の疑いがあるとみて、12月17日に男性の神奈川県内の自宅を家宅捜索、任意で事情を聴いています。
業務を妨害した疑いがもたれているのは、徳島県阿南市に本社を置く日亜化学工業の横浜研究所に勤務していた40代の元男性社員です。
会社側が2023年2月に起こした訴えによりますと、男性は2019年から加工用レーザーの開発などに携わっていましたが、2021年に退職する前、共用パソコンに、データを削除するプログラムを設定し、これが実行されたことで、重要な実験データなど232個のフォルダが会社側に無断で削除されたということです。
会社側は男性に約2600万円の損害賠償を求めて現在、係争中です。
一方、徳島県警は、電子計算機損壊等業務妨害の疑いがあるとみて、12月17日に男性の神奈川県内の自宅を家宅捜索、任意で事情を聴いています。
最終更新日:2024年12月18日 20:21