徳島県の鳴門高校では、将来、保育士や小中高校の教員など教職を目指す生徒を支援しようと、2025年度から鳴門教育大学と連携し新入生を対象とした特別講座を開きます。

これを前に8月23日、約50人の学校関係者が見守る中、プレ講座が開かれました。

講座には2年生と3年生あわせて30人が参加しました。

参加した生徒たちは、3人から4人が1組となりホワイトボードを使いながら理想の先生像や先生とはどんな仕事かを話し合いました。

（参加者）
「あなたが考える理想の先生は？」
「優しいけどしっかり叱ってくれる先生」
「先生とは？」
「大人になるための道を正してくれる仕事だと思います」

（鳴門高校3年近藤巧弥くん）
「90分受けただけですごく（教職への）見かたが変わったので、来年入ってくる1年生がうらやましいと思います」

（鳴門高校3年吉成七海さん）
「教師になりたいなって思いも強まったし、これから（入学する）1年生にしっかり活用してほしいと思います」

2025年度開講する鳴門高校の特別講座は、放課後や休日を利用して年間35時間、実施される予定です。