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「明治の三筆」に数えられた「中林梧竹」の企画展 書道作品などを展示【徳島】

2024年8月18日 15:51
「明治の三筆」に数えられた「中林梧竹」の企画展 書道作品などを展示【徳島】

明治の書家、中林梧竹の作品を集めた企画展が、徳島市の県立文学書道館で開かれています。

書家、中林梧竹は、その独創的な作風から「明治の三筆」に数えられ、
「梧竹さん」の愛称で親しまれています。

会場には、梧竹のユニークな書道作品18点や資料6点とともに
梧竹の書論「梧竹堂書話」の一節が展示されています。

こちらがその一節です。梧竹が筆書きした唯一、現存する下書きで、
この文章からは流行りに乗らず、オリジナルの書を目指していたことが分かります。

こちらは「臨 王羲之 十七帖」という6曲1双の屛風で、
パズルを組み合わせたような字形、肉太で爽快な払いなど、
奔放で自在な書きぶりは見る人を飽きさせません。

この企画展は、9月29日まで徳島市の県立文学書道館で開かれています。

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