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約33年間にわたり消費税を誤徴収 つるぎ町立半田病院で妊婦の入院患者に対して誤って課税【徳島】

2024年9月4日 11:47
約33年間にわたり消費税を誤徴収 つるぎ町立半田病院で妊婦の入院患者に対して誤って課税【徳島】
徳島県つるぎ町の町立半田病院は、2024年8月まで約33年間にわたり、妊婦の入院患者に対し、個室料金やオムツ代などに誤って消費税をかけていたと、9月3日に発表しました。

半田病院によりますと、消費税の誤徴収は8月中旬の内部調査で発覚しました。

妊婦の検診や入院などの費用は、1991年の消費税法改正で非課税になりましたが、病院では情報を正確に反映できずに課税が続いていました。

返金の対象は、入院患者が個室を希望した際のベッド代や腹帯、紙オムツ代などにかかる消費税分です。

2011年4月から2024年8月末までの助産に関する入院患者約5000人については会計データが残っていて、返金手続きの方法を記した文書が順次発送されます。

2011年3月以前に入院した人については、領収書や母子手帳などで内容が確認できれば、返金の手続きが行われます。返金額は現在、病院が精査中で、個室で長期入院した人には数万円の返金も想定しているということです。
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