有機フッ素化合物「独自調査の場合は迅速な対応の準備を」熊本県が市町村と情報共有する説明会
国の目標値を超えた有機フッ素化合物が熊本県内でも相次いで検出される中、市町村と情報を共有するための熊本県の説明会が7日、開かれました。
県防災センターで開かれた説明会には、市町村と水道事務組合の担当者が出席。熊本県の担当者が、有機フッ素化合物が国の目標値を超えて検出された県内の事例を紹介し、市町村をまたがるケースが多くみられると説明しました。
県防災センターで開かれた説明会には、市町村と水道事務組合の担当者が出席。熊本県の担当者が、有機フッ素化合物が国の目標値を超えて検出された県内の事例を紹介し、市町村をまたがるケースが多くみられると説明しました。
その上で、各市町村が独自に井戸や河川の水を調査する場合は、国の目標値を超えた時に備え、飲料水の確保や住民への説明など迅速な対応が取れる準備をしておくことなどをアドバイスしました。
一方で、原因の究明は政令市の熊本市以外は県が行い、民間の事業所が関係しているとみられる場合、県は事業所名は公表せず、数だけ公表していると説明しました。
また、井戸水などの調査結果が目標値を超えた場合、県と市町村の連携が重要になるとして説明会の内容をそれぞれの市町村長と共有するよう要請しました。
最終更新日:2025年3月8日 17:39