熊本初の夜間中学開校に向け、校舎の建設が始まっています。

県内初の夜間中学「県立ゆうあい中学校」は、県立湧心館高校の敷地内に来年の春開校します。

校舎の建設は、企画を提案した業者から契約者を選ぶプロポーザル方式で採用された民間企業が行っています。契約金額は約1億3800万円で、来年1月末の引き渡しに向け工事が進んでいます。

校舎は平屋で、面積が約400平方メートル、熊本地震の際の仮設住宅の資材も活用しながら、3つの教室と職員室トイレなどを備えます。給食の提供や理科など実習が必要な授業は、湧心館高校の施設を使う予定です。

県は10月4日から、開校に向けた体験授業会を県内6か所で行います。これまでに50人ほどが申し込んでいるということです。