2月に熊本市西区で見つかった道路の陥没か所の復旧に向けて、7日、市は老朽化した下水管を取り換えました。

熊本市西区二本木の市道では2月10日に直径60センチ、深さ50センチの陥没が見つかり、一時的に穴をふさぐ応急措置を行われました。現時点で熊本市は、陥没の原因は分かっていないとしていますが、復旧に向けて、周辺の2本の下水管、いずれもおよそ2メートルを取り換えました。下水管は設置から50年以上が経過しているということです。

■花木瞳記者
「地下にある雨水などを通すこちらの管を新しいものに取り換えるということです」

熊本市によりますと、下水管を取り外す際に別の下水管との接続部分に約2センチの隙間ができていたことが分かりました。これについて熊本市の担当者は「隙間と陥没か所は1.5メートル離れていて、隙間が直接の原因とは考えられないが、無関係であるとは断言できない」としています。

市は道路を舗装するなどして3月中の復旧を目指しています。