供用から30年超…老朽化の下水道管緊急点検 埼玉・八潮市の事故を受け
下水道管の緊急点検
埼玉県八潮市で発生した道路の陥没事故などを受け、熊本県が管理する下水道管でも10日から緊急点検が始まりました。
県の緊急点検の対象となるのは、直径80cm以上で、供用から30年以上が経過した下水道管約9.2キロです。
■洲﨑勇貴記者
「熊本市北区の県道に来ています。マンホールの中に作業員が入っていき、下水管の点検が行われています」
10日夜、熊本市北区にある熊本北部流域下水道では、委託業者が下水道管内部を撮影しながら、ひび割れなどが無いかを確認していました。
■県下水環境課・菊池良次 課長補佐
「今回の埼玉県のような事故は規模の大小にかかわらず、起こり得る事故です。県内でも独自に点検をすることで、改めて管の状況を把握して、適切な管理に繋げたいと考えています」
緊急点検は球磨川上流流域下水道でも始まりました。
県によりますと、今回の点検は3~4週間程度行われる予定です。
最終更新日:2025年2月11日 19:24