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熊本市の総額4193億円の新年度当初予算案発表 渋滞対策に112億円 市電の安全対策も

2025年2月10日 18:46
熊本市の総額4193億円の新年度当初予算案発表 渋滞対策に112億円 市電の安全対策も
熊本市の新年度の当初予算案が発表されました。交通渋滞や市電の安全対策が盛り込まれています。

熊本市の新年度の一般会計当初予算案は総額4193億円で、過去最大だった今年度を約179億円上回りました。内訳は、交通渋滞への対策として西環状道路の整備や公共交通の利用促進に向けた費用など約112億円。

また、熊本市電の安全運行に向け、レールの補修や運転士などへの研修を充実させる費用として5億8600万円あまりを計上しています。一方、市電については安全確保の優先に伴い延伸計画を見直すため、去年9月に可決した約4億2000万円の経費の予算を取り下げます。

このほか、庁舎の建て替えに向けた費用として、市民向けの説明会や建設用地の調査、今の庁舎の解体方法の検討費用として2億9400万円を計上しました。

■熊本市 大西一史市長
「今後また新たなステージに新庁舎の問題が移っていくという中で、例えば市政だよりのような形で皆さんに情報を提供するなど、しっかりとした説明責任を果たしていきたい」

熊本市の新年度の当初予算案は、2月17日に開会する定例市議会に提出されます。

最終更新日:2025年2月10日 18:46
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