渋滞半減へ 熊本県・熊本市 3年で30か所の交差点改良へ
全国的に見ても深刻な交通渋滞の解消に向けて、熊本県と熊本市が3年以内に30か所の交差点を改良する方針を示しました。
熊本県と熊本市は、深刻な交通渋滞を半減させる目標を掲げ、連携して取り組む対策を話し合っています。
12月26日の会議では、3年以内に国体道路など30か所の交差点を改良する方針で合意しました。中期的には、県内226の主要渋滞か所のうち80か所を10年以内に改善する計画です。
■熊本県 木村敬知事
「熊本市内については熊本市が道路管理を握っている道路も多いですから、県・市が一枚岩となって方向性を定めていかなければいけない」
また、ことし9月に県庁や熊本市役所の職員などおよそ4600人が時差出勤に取り組んだ結果、朝のピーク時に県庁周辺の交差点などで車の交通量が10%前後減少したと報告。
来年度には県内の企業に対象を広げ、1万人規模の時差出勤を実現したいとしました。
■熊本市 大西一史市長
「変えるべきことはスピーディーにやっていくということを皆さんにお約束をさせていただきたい」