「立ってるだけで汗」 熊本県甲佐町で32.8℃ 観測史上最も遅い真夏日
県内では16日、甲佐町で32.8℃を記録するなど、半数以上の観測地点で最高気温が30℃を超える真夏日となりました。また甲佐町など県内8地点で、観測史上最も遅い真夏日を記録しました。
■永島由菜アナ
「真夏日となった熊本市中央区です。日差しが強く10月中旬なのに立っているだけで汗が出ます」
16日の熊本県内の最高気温は平年より4~8℃高くなり、8月下旬から9月中旬並みの暑さになりました。
最も高かったのは甲佐町で32.8℃(全国1位)、このほか玉名市岱明で32.3℃(同4位)、熊本市で32.1℃(同5位)など18か所の観測地点のうち10地点で真夏日となりました。
民間の気象会社ウェザーニューズによりますと、このうち甲佐町や玉名市など8地点では観測史上最も遅い(タイ含む)真夏日となりました。
日差しの強さと高気圧の影響で東からの風が山を越えて流れ込むフェーン現象が原因だということで、全国で暑かった上位10位タイに県内5地点が入りました。
■熊本市に住む子連れ夫婦
「じとーっとしてじめじめして、秋が来なさそう。早く涼しくなってほしいね」
熊本市の予想最高気温はが17日が℃、18日は31℃と高く、その後も平年より暖かい日が続きそうです。なお県内の観測地点でこれまで最も遅い真夏日の記録は、去年11月5日、熊本市の30.0℃です。