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『240円相当の電気』盗んだ疑いで逮捕 50m離れた漁協倉庫と自宅をコードでつないだか

2024年8月21日 19:02
『240円相当の電気』盗んだ疑いで逮捕 50m離れた漁協倉庫と自宅をコードでつないだか

天草市の漁協の倉庫から電気を盗んだとして20日、59歳の男が逮捕されました。

建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、天草市有明町の無職の男(59)です。警察などによりますと、男は今年4月18日頃から26日頃にかけて、天草市の漁協が所有する倉庫内のコンセントから、電気約12キロワット、約240円相当を盗んだ疑いがもたれています。

5月下旬に漁協の関係者から「倉庫内のコンセントから電源コードが引かれ、家の方に伸びている」と警察に相談がありました。現場で目撃されたのは、電源コードを伸ばす際に使うコードリール。警察は、男が少なくとも2つのコードリールをつないで倉庫から50メートルほど離れた自宅まで伸ばし、電気を盗んだとみています。

■近くの住民
Qコードリールのドラムはここにあった?
「最初はな。ずっとこの付近引っ張っていっていた」
Qずっとですか?
「そうです」

近くの住民によりますと、倉庫は漁協が男を含む複数人に貸し出し共同で使っていたもので、夜になるとコードが男の自宅まで伸びていたといいます。

警察の調べに対し男は、「自宅で工具を使用するために電気を使った」と容疑を認めているということです。警察は、男が以前から電気を盗んでいた可能性がないか調べる方針です。

熊本県民テレビのニュース